研究課題/領域番号 |
26461508
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感染症内科学
|
研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
河野 茂 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 客員研究員 (80136647)
|
研究分担者 |
泉川 公一 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (20404212)
|
研究協力者 |
西條 知見
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | クリプトコック髄膜炎 / 抗GM-CSF抗体 / クリプトコックス抗原 / 肺クリプトコックス症 / BALF中クリプトコックス抗原 / クリプトコックス症 / MLST / 病原性評価 / 中枢神経クリプトコックス症 / Cryptococcus neoformans / Cryptococcus gattii / GM-CSF / STAT5 / 抗GM-CSF自己抗体 |
研究成果の概要 |
クリプトコックス症は免疫不全者のみならず、免疫正常者にも深在性真菌症を起こす真菌であるが、その発症メカニズムについては、菌の病原因子、宿主の防御因子ともに不明な点が多い。また、診断においては血清や髄液のクリプトコックス抗原が用いられるが、肺クリプトコックス症において小さい病変の場合は、血清抗原が陰性であることもしばしば経験する。今回、クリプトコックス髄膜炎の発症において、宿主因子として抗GM―CSF抗体が関与している可能性が示唆された。また、肺クリプトコックス症では、特に直径25mm以下の小さな病変において、気管支洗浄液中のクリプトコックス抗原の陽性率が血清抗原よりも高いことが示された。
|