研究課題/領域番号 |
26461558
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立母子保健総合医療センター(研究所) |
研究代表者 |
川井 正信 (カワイマサノブ / 川井 正信(カワイマサノブ)) 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立母子保健総合医療センター(研究所), 環境影響部門, 主任研究員 (50598117)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 生物時計 / Bmal1 / VDR / カルシウム / 概日リズム / 骨量 / 骨吸収 / 骨形成 / 交感神経 / カルシウム代謝 |
研究成果の概要 |
生物時計による骨代謝制御機構の検討を行った。腸管の生物時計に注目し解析を行ったところ、腸管において時計遺伝子であるBmal1を欠損するマウスではカルシウムの能動輸送が低下していた。その機序としては、VDRの時間依存性転写活性化が消失しているためと考えられた。この変異マウスでは、カルシウム能動輸送の低下により、PTHが上昇していた。その結果、骨吸収が亢進し、骨量が減少していた。この変化は、高カルシウム食下では認めなかった。これらの結果は、腸管における生物時計は、カルシウム吸収を制御することで、骨代謝恒常性を維持していると考えられた。
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