研究課題/領域番号 |
26461608
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 近畿大学 (2015-2017) 大阪大学 (2014) |
研究代表者 |
近藤 宏樹 近畿大学, 医学部附属病院, 講師 (10373515)
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研究分担者 |
別所 一彦 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80423169)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 胆汁うっ滞 / CYP7A1 / FGF19 / 胆汁酸合成 / SPRY2 / HNF4α / microdisection / 胆道閉鎖症 / FGFR4 / KLB / 胆汁鬱滞 |
研究成果の概要 |
慢性胆汁うっ滞患者における胆汁酸代謝のメカニズムを解明するために、我々は胆道閉鎖症患者の摘出肝からマイクロダイセクション法を用いて組織肝細胞のmRNAを抽出し各分子のmRNAを測定した。その結果、胆汁酸合成律速酵素CYP7A1の発現が胆汁酸高値でありながら抑制されておらず、一方、FGFR4は活性化されていたが、ERKのリン酸化は抑制されていた。本研究は、慢性胆汁うっ滞患者においてFGF19による胆汁酸合成ネガティブフィードバック機構が破綻しており、そのメカニズムは肝細胞内においてERK経路が抑制されている為であることを報告した最初の研究である。
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