研究課題/領域番号 |
26461664
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
鶴田 大輔 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (90382043)
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研究分担者 |
小澤 俊幸 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (50570602)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | focal adhesion / BP-IgG / 水疱性類天疱瘡 / ヘミデスモゾーム / フォーカルコンタクト |
研究成果の概要 |
培養表皮細胞にBP-IgGを投与した際のhemidesmosome(HD)接着低下に伴うfocal adhesion (FA)の代償機構について調べた。結果として、BP-IgG投与に伴い、HD構成分子発現の低下と反比例してFA発現の上昇を認めた。このことは、過去に血管内皮細胞において見られた、細胞に対する物理的刺激に対するFAの代償的抵抗であると考えられた。一方、BP180の時間経過に伴う発現回復とそれに伴うFAの動態、具体的な接着力の増強については、認めることはできなかった。理由としては、HD接着はFA接着よりはるかに強固なため、FAによる代償的接着力増強を検出できなかったためと考えている。
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