研究課題/領域番号 |
26461680
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
竹原 和彦 金沢大学, 医学系, 教授 (50142253)
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研究分担者 |
松下 貴史 金沢大学, 附属病院, 講師 (60432126)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 全身性強皮症 / B細胞 / Syk / 線維化 |
研究成果の概要 |
Sykファミリーに属するSykならびにZAP70は、B細胞受容体、T細胞受容体、Fc受容体などのシグナル伝達に関与する分子で、細胞の活性化に必須の役割を担っている。我々は、強皮症のモデルマウス(皮膚硬化型慢性GVHDモデル)を用いて、Syk阻害剤の有効性について検討した。Syk阻害剤の投与にて皮膚硬化型慢性GVHDの改善がみられ、T細胞およびマクロファージからのサイトカイン産生が抑制された。また、強皮症患者末梢血B細胞ではSykのリン酸化亢進は認めなかった。以上より、強皮症患者ではSykのリン酸化亢進は認めなかったものの、強皮症マウスモデルからはSykが治療標的となる可能性が示唆された。
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