研究課題
基盤研究(C)
我々は過去最大規模の500名の自殺既遂者DNAを用いたGWASを施行し、PTCHD3とRAB18という自殺感受性遺伝子候補を見出した。これらの遺伝子の中枢神経系での機能を調べるため、動物モデルとマウス神経幹細胞を用いた実験を行った。慢性ストレスモデルラットの前頭前皮質や海馬ではPTCHD3の発現が上昇し、同ラットの扁桃体ではRAB18発現が低下していた。RAB18発現を抑制した神経幹細胞では、細胞の増殖・生存が上昇していた。ストレス下におけるこれら遺伝子の発現異常が中枢神経系機能に影響を及ぼすことが示唆されたものの、今後は追加試料でのGWASやさらなる機能解析が必要である。
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