研究課題/領域番号 |
26461743
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
諏訪 太朗 京都大学, 医学研究科, 助教 (10518153)
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研究分担者 |
麻生 俊彦 京都大学, 医学研究科, 特定講師 (50397543)
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連携研究者 |
宮田 淳 京都大学, 医学研究科, 講師 (90549099)
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研究協力者 |
山崎 真平 京都大学, 医学研究科, 大学院生
杉原 玄一 京都大学, 医学研究科, 院内講師
松本 有紀子 京都大学, 医学研究科, 助教
三嶋 亮 京都大学, 医学研究科, 大学院生
藤本 岳 京都大学, 医学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 緊張病 / 緊張病症候群 / 電気けいれん療法 / ECT / カタトニア / 局所糖代謝 / restingfMRI / 脳機能画像データ収集 / 心理検査データ収集 |
研究成果の概要 |
7例の緊張病症状を伴う統合失調症症例について検討を行った。5例は電気けいれん療法(ECT)、2例は薬物による治療を受け、治療により全症例とも緊張病症状は消失した。治療前後の局所脳糖代謝は18Fフルオロデオキシグルコースを用いたポジトロン断層法によって評価された。治療前後では両側の舌状回と左楔前部に有意な局所糖代謝の増加を認めた。これは視覚処理、体性感覚に関連する機能が緊張病において障害されており、治療により改善したことを示唆する。今回得られた知見は世界初のものであり、緊張病の生物学的基盤の解明に有益な発見である。
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