研究課題
基盤研究(C)
佐賀県黒川町在住の健常高齢者を対象とした1次疫学調査,数年後に行った2次疫学調査において採取した血清サンプルを使い、各種炎症マーカー,オキシトシンの血中濃度を測定した。得られた各生化学的測定値と抑うつ自己評価尺度,認知機能,死生観との関連について解析を行った。横断的評価では,男性のみにおいて,可溶性インターロイキン-2受容体と認知機能に正の相関を認めた。継時的評価では,今回測定したいずれの炎症マーカーについても,うつ状態,認知機能との関連を見いだせなかった。また,オキシトシンの血中濃度は来世観の強さと負の相関を示した。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件) 備考 (2件)
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