研究課題/領域番号 |
26461774
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
|
研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
三上 克央 東海大学, 医学部, 准教授 (90548504)
|
研究分担者 |
水間 敦士 東海大学, 医学部, 助教 (60609311)
瀧澤 俊也 東海大学, 医学部, 教授 (70197234)
松本 英夫 東海大学, 医学部, 教授 (90199886)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 脳梗塞 / うつ病 / アパシー / うつ |
研究成果の概要 |
本研究は、脳梗塞発症から6週間以内の成人患者を対象に、うつ病に罹患する頻度と臨床的特徴について1年間追跡調査した。脳梗塞発症後1年間にうつ病に罹患した患者を蓄積すると、被験者の16.7%にうつ病を認めた。うつ病群の被験者は、向精神薬の内服経験がある頻度が有意に高く、また、脳梗塞急性期にうつ状態を評価した自己記入式と他覚的評価尺度のスコアが有意に高かった。本研究により、向精神薬の使用経験が脳梗塞後うつ発症の危険因子である可能性が考えられた。また、脳梗塞急性期のうつ状態の評価が、脳梗塞後1年間のうつ発症の予測につながる可能性が示唆された。
|