研究課題/領域番号 |
26461833
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
西尾福 英之 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (80458041)
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連携研究者 |
松島 秀 愛知県がんセンター, 遺伝子医療研究部, 研究員 (70444297)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ナノDDS / 肝転移モデル / 動注療法 / ミセル化粒子 / ミセル化ナノ粒子 |
研究成果の概要 |
ミセル化ナノ粒子であるNK012の動注薬剤としての有用性について肝腫瘍動物モデルを用いて評価し、さらに生体内での代謝経路についてその動態について評価した。動注群と静注群の2群を作成し、18匹の肝腫瘍モデルを用いてNK012とfree SN-38の末梢血中濃度と腫瘍内濃度を測定した。末梢血中濃度は24時間におけるAUCを測定したが両群で有意差を認めなかったが、腫瘍内は、投与3分後、2時間後、24時間において動注群で有意に高い濃度を認めた。動態評価を行うために、NK012を蛍光標識し組織内、腫瘍内での可視化を行い、投与後経時的に腫瘍内から肝実質内のクッパー細胞に取り込まれていくことが示された。
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