研究課題/領域番号 |
26461863
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
菓子野 元郎 大分大学, 医学部, 准教授 (00437287)
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研究分担者 |
熊谷 純 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 准教授 (20303662)
小橋川 新子 (菓子野新子 / 小橋川 新子(菓子野新子)) 大分大学, 医学部, 研究支援者 (70637628)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | gultamate metabolism / oxidative stress / radiosensitivity / 活性酸素 / 環境因子 / 放射線抵抗性 / IL-6 / バイスタンダー効果 / 分泌性因子 |
研究成果の概要 |
細胞培養環境における培地成分の中で、グルタミン酸代謝経路に関わる因子が放射線感受性亢進につながることを明らかにした。4日間培養後の培養上清処理による放射線感受性亢進は、数種のヒトがん細胞株で確認できたが、正常細胞では見られなかったため、がん細胞特異的である可能性が高い。機構として、グルタミン酸経路の抑制によるグルタチオン合成の低下、それにともなう酸化度の増加が確認できた。この結果は、グルタミン酸代謝経路が放射線治療におけるがん殺傷作用の効果的標的となりうることを示唆している。
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