研究課題/領域番号 |
26461875
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
山盛 徹 北海道大学, 獣医学研究科, 准教授 (00512675)
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研究分担者 |
安井 博宣 北海道大学, アイソトープ総合センター, 准教授 (10570228)
高木 哲 北海道大学, 獣医学研究科, 准教授 (50396305)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 癌関連線維芽細胞 / 放射線 / サイトカイン / 活性酸素種 / 癌 / 細胞老化 / 老化関連分泌形質 / NADPHオキシダーゼ / 腫瘍間質 |
研究成果の概要 |
腫瘍間質内に最も多く含まれる細胞である癌関連線維芽細胞(CAF)およびそこから分泌される液性因子に着目し、放射線照射とCAFとの関連を明らかにすることを目的に本研究を行った。本研究の結果、マウス胎仔線維芽細胞(MEF)へのX線照射により、CAFとの類似性が報告されている老化細胞が出現し、これと同時に複数のサイトカインの発現が亢進した。また、X線照射により細胞の酸化ストレスレベルが増大し、この一部はNADPH oxidaseファミリータンパク質であるNOX4によるものであることが明らかとなった。その一方で、X線照射後のMEFからの液性因子分泌にはNOX4が関与していないことが示唆された。
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