研究課題/領域番号 |
26461876
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
橋本 孝之 北海道大学, 医学研究科, 特任准教授 (60400678)
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研究分担者 |
伊達 広行 北海道大学, 保健科学研究院, 教授 (10197600)
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連携研究者 |
橋本 慎太郎 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力基礎工学研究部門, 研究員 (60465995)
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研究協力者 |
権 池勲
Sutherland Kenneth L
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 金ナノ粒子 / 陽子線治療 / 難治性癌 / モンテカルロ法 / マイクロドシメトリ / 放射線増感効果 / モンテカルロシミュレーション / クラスター形成 |
研究成果の概要 |
難治性癌治療成績向上のための集学的治療の一つとして、金ナノ粒子(GNP)による放射線増感効果を利用した新たな陽子線治療法開発の基礎研究を行った。モンテカルロ法を用いたマイクロドシメトリシミュレーションを様々な条件下で行い、GNPによる線量増加領域の空間的広がりや線量増加比を計算した。腫瘍細胞内でのGNPの局所的凝集・クラスター形成を考慮した計算は、GNPによる線量増加の過大評価を防ぐ点で、臨床応用した際の治療精度向上に役立つと考えられた。腫瘍造影剤や位置合わせマーカーとして人体にCT値の差が認識できるほどの高濃度のGNP製剤を投与するには、動物実験等により事前の十分な安全性評価が必要である。
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