研究課題/領域番号 |
26461897
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
深田 淳一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (50338159)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 膠芽腫 / 放射線照射 / 低線量照射 / グリオーマ / 放射線低線量照射 / 細胞周期 / アポトーシス / 放射線生物学 |
研究成果の概要 |
膠芽腫は最も難治性の中枢神経原発悪性腫瘍である。低線量照射に対する細胞反応は放射線高感受性であることに着目し、基礎的検討を行った。膠芽腫細胞株に対して低線量照射を行い、細胞生存率と細胞周期、アポトーシス誘導を測定した。コロニー形成法による検討では、放射線超感受性を示唆する生存曲線が複数のセルラインで観察された。細胞周期やアポトーシス誘導の変化は検出困難であった。そこで低線量照射を反復して行ったところ、照射間隔が比較的長い(30分)群で細胞生存率の低下が観察され、照射後早期(30分)でG1期分画比率の減少とG2/M期分画の増加、アポトーシス分画の比率の増加が観察され、有効な治療法と考えられた。
|