研究課題/領域番号 |
26461900
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
|
研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
佐藤 達彦 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 原子力基礎工学研究センター, 研究主幹 (30354707)
|
研究分担者 |
熊田 博明 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (30354913)
|
研究協力者 |
浜田 信行 一般財団法人電力中央研究所, 放射線安全研究センター, 主任研究員
長谷川 純崇 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所, チームリーダー
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | BNCT / RI内用療法 / 細胞生存率 / 生物学的効果比 / マイクロドジメトリ / 放射線治療計画 / PHITS / バイスタンダー効果 |
研究成果の概要 |
近年,注目を集めているホウ素中性子捕捉療法(BNCT)やRI内用療法などの内照射療法に対して,外照射療法と比べた生物学的効果比を細胞核などミクロレベルで見た吸収線量の不均一性から理論的に決定するモデルを開発した。具体的には,重粒子線治療に対して構築した細胞生存率評価モデルDSMKに,バイスタンダー効果,放射線抵抗性効果,細胞部位間及び細胞間での薬剤濃度不均一性効果を組み込み,内照射療法における細胞生存率も計算可能とした。また,BNCTを模擬した動物実験結果を用いて改良DSMKモデルの精度を検証し,薬剤の違いによる治療効果の違いが,その細胞部位間の不均一性に起因することを定量的に明らかにした。
|