研究課題/領域番号 |
26461903
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
森下 雄一郎 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 分析計測標準研究部門, 主任研究員 (20425747)
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研究分担者 |
河内 徹 千葉県がんセンター(研究所), 放射線治療部, 技師 (10594393)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 水吸収線量 / 固体電離箱 / 水等価 / 電離箱 |
研究成果の概要 |
放射線によるがん治療において患者に投与される水吸収線量は、病院において空気式の電離箱を使って測定される。しかし、空気と水との違いが大きいため正確な線量の決定が難しい。この困難さを克服するため、水に近い材料で電離箱の吸収体になりえる絶縁材を実験的に調べた。そして、可能性のある材料で指頭型と平行平板型の電離箱を試作した。電離箱に放射線を当てて出力を測定しているが、いまだ出力は得られていない。現状では出力が得られない原因を探っている状態あり、これに平行して、電離箱の電極間距離を小さくし、印加電圧をさらに大きくすることで、電荷収集のための電界をさらに強くできるように改良を試みている。
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