研究課題/領域番号 |
26461908
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
杉本 博行 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (20437007)
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研究分担者 |
園原 史訓 名古屋大学, 医学部附属病院, 医員 (30745534)
林 真路 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (70755503)
神田 光郎 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (00644668)
藤井 努 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (60566967)
野本 周嗣 愛知学院大学, 歯学部, 教授 (40300967)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | インフラマソーム / 癌 / 進展 / 発がん / 炎症 |
研究成果の概要 |
肝細胞癌(HCC)の発生には背景肝の炎症が強く関係する。炎症にはインフラマソームと呼ばれる分子複合体が関与しており、その構成分子であるNLRP3、NLRC4およびAIM2の遺伝子発現は背景肝でHCCおよび肝炎のない肝組織より有意に高かった。また、NLRP3、NLRC4およびCASP1の各高値群は低値群より全生存期間が有意に不良であった。多変量解析で全生存期間の独立したリスク因子の一つとして背景肝のNLRP3発現中央値以上が抽出された。 本研究結果からインフラマソーム構成分子はHCC早期発見マーカーおよび予後予測マーカーとなる可能性が示唆された。
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