研究課題/領域番号 |
26461980
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
伊藤 修平 九州大学, 大学病院, 講師 (10706914)
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研究分担者 |
岡野 慎士 九州大学, 医学研究院, 准教授 (10380429)
森田 勝 独立行政法人国立病院機構(九州がんセンター臨床研究センター), その他部局等, 消化器外科部長 (30294937)
北尾 洋之 九州大学, 医学研究院, 准教授 (30368617)
池田 哲夫 九州大学, 大学病院, 准教授 (60585701)
沖 英次 九州大学, 大学病院, 講師 (70380392)
佐伯 浩司 九州大学, 医学研究院, 准教授 (80325448)
中島 雄一郎 九州大学, 医学研究院, 助教 (40733564)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | DNA2重鎖修復 / 染色体不安定性 / 姉妹染色分体交換 / PARP阻害剤 / 腫瘍免疫 / PD-L1 / HLA ClassⅠ / 食道癌 / 化学放射線療法 |
研究成果の概要 |
DNA損傷に関与するPARPの阻害剤(Olaparib)を用いた細胞遺伝学的解析により、正常細胞において、ゲノム不安定性の指標である姉妹染色分体交換、染色体異常の増加をそれぞれ、5-10倍、2-6倍認めた。PARP阻害剤は正常細胞にもゲノム不安定性を引き起こすため、非腫瘍性疾患や早期癌の治療、また予防的投与として使用する場合は、特に十分な配慮が必要と考えられた。また、食道癌組織を用いた免疫関連分子の発現の検討では、PD-L1高発現/HLA classⅠ高発現は独立した予後不良因子であり、PD-L1、HLA classⅠ発現の評価が、予後予測に有用と考えられた。
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