研究課題/領域番号 |
26462014
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
西村 潤一 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (20379209)
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研究分担者 |
香山 尚子 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (40548814)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ヒト腸管粘膜固有細胞 / CD103+CD14-細胞 / 炎症性腸疾患 / 潰瘍性大腸炎 / CD14-CD11c+細胞 / Treg / 樹状細胞 / ヒト腸管粘膜固有層 / CD11c |
研究成果の概要 |
大腸癌症例の非癌部腸管(正常部)を採取し、粘膜固有層内の単核球を分離した。Lin(CD3,CD19,CD20,CD56)陰性HLA-DR陽性細胞をCD103とCD14で展開し、CD103+CD14-細胞(CD103+細胞)に着目し機能を解析した。正常部腸管に存在するCD103+細胞はCD103-CD14+細胞に比較して制御性T細胞の誘導能が有意に高かった。一方、潰瘍性大腸炎の炎症部腸管に存在するCD103+細胞は、正常腸管のCD103+細胞に比較して炎症性サイトカインの発現が高く、制御性T細胞は誘導しないが炎症を惹起するTh1細胞、Th2細胞、Th17細胞の誘導能が有意に高かった。
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