研究課題/領域番号 |
26462017
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
榎 忠彦 山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80311819)
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研究分担者 |
岡 一斉 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (40711271)
西本 新 山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90396325)
原田 栄二郎 山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90467803)
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研究期間 (年度) |
2014 – 2016
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研究課題ステータス |
中途終了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 大腸癌細胞 / 抗癌剤抵抗性 / HIF-1α / c-MYC / HIF-1 / 大腸癌 / 細胞生存 |
研究実績の概要 |
本研究期間を通じて、我々は、抗癌剤抵抗性の獲得につながる微小環境として知られる、低グルコース環境下で培養されたヒト大腸癌細胞株COLO-320において、抗癌剤抵抗性が獲得され、転写因子HIF-1α活性(標的DNAに対する結合能や標的遺伝子の発現量)の増加、さらにHIF-1αノックダウンによる切断型PARP-1の増加が認められ、アポトーシスが誘導されていることを明らかにした。また、低グルコース環境下で培養されたヒト大腸癌細胞株COLO-320において、転写因子STAT3活性の増加、STAT3ノックダウンによる切断型PARP-1の増加が認められたが、HIF-1αノックダウンによる切断型PARP-1の増加に比べ、低値であった。以上より、HIF-1αが大腸癌細胞の抗癌剤抵抗性の獲得に貢献していることが明らかとなった。今後、癌関連転写因子であるc-MYCにも着目し、c-MYC阻害、HIF-1α阻害、さらにc-MYC阻害とHIF-1α阻害の併用効果を検討する予定である。低グルコース環境下で培養されたヒト大腸癌細胞株COLO-320を用いて、同様の検討を4群(コントロール群、c-MYC阻害剤10058-F4処理群、HIF-1α阻害剤Chrysin処理群、10058-F4+Chrysin処理群)において行い、抗癌剤抵抗性獲得の分子機構を解明していきたいと考えている。
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