研究課題
基盤研究(C)
2014年7月に臨床研究審査申請を開始し,12月に当施設の臨床研究倫理委員会にて承認された.2015年1月より症例集積開始予定であったが,同時期に当該病棟で感染症のアウトブレイクが発生したため,3月まで入院制限および手術制限を行っていた.4月より症例登録および血清サンプル採取を開始となった.またこの時期には計測感度の改善を目的にSERS測定器の開発が連携研究者らにより進められており,検体測定の待機期間でもあった.この開発中の測定結果報告によると,検出感度の改善がなされ,精度も高まっている.2016年10月に目標症例数77例の症例集積を終えている.測定検査機器の取り扱い上の問題が発生し,現在は測定状況が不可能な状況である.この測定技術は他の方法では代替できない独自の技術であり,現在のところ,測定再開の待機中である.