研究課題/領域番号 |
26462038
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
長谷川 潔 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (20292906)
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研究分担者 |
進藤 潤一 公益財団法人冲中記念成人病研究所, その他部局等, 研究員 (90701037)
大場 大 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10535529)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 大腸癌肝転移 / 周術期化学療法 / 分子標的治療薬 / 微小転移 / 形態学的腫瘍変化 / 病理学的微小転移 / 遺伝学的微小転移 / 形態学的奏功 / 分子標的薬 / RAS変異 / APC / 遺伝子変異 |
研究成果の概要 |
大腸癌肝転移周囲には微小転移巣が20%程度存在し、術前化学療法によりこの存在頻度は有意に減少する。分子標的治療薬は抗VEGF/EGFR抗体薬ともに1mm以上離れた微小転移の存在頻度を減少させ、その分布を狭める。そして、微小転移の有無および分布を術前に予測するのに、従来から用いられてきた術前画像上の腫瘍径変化よりも近年提唱された腫瘍形態学的変化が優れている。 化学療法が形態学的非奏功であった患者では1mm以上の切除断端距離を確保しないと長期予後の悪化が認められるが、形態学的奏功例では同等に良好な予後が得られ、切除限界に近い症例の場合に組織学的癌切離断端陽性の手術が許容される可能性が示唆された。
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