研究課題/領域番号 |
26462041
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
植村 忠廣 京都大学, 医学研究科, 非常勤講師 (90719949)
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研究分担者 |
上本 伸二 京都大学, 医学研究科, 教授 (40252449)
藤本 康弘 京都大学, 医学研究科, 客員研究員 (80335281)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 心停止肝移植 / Perfluorocarbon / 心停止ドナー |
研究成果の概要 |
心停止後ドナー肝移植では、移植肝が長時間の低酸素状態にさらされることによる移植後の肝障害が問題となる。我々はラット心停止肝移植モデルを用いて、肝臓グラフト保存液に高濃度の酸素溶解能を有するPerfluorocarbon(PFC)を添加し、心停止肝グラフトの酸素状態を改善させることで、肝移植手術後の成績が向上するかどうか検討した。結果、生化学検査、病理組織学的検査などから、PFCを保存液に使用した群で、肝移植術後早期の肝虚血再灌流障害が軽減されることが示され、PFC使用群で肝移植術後生存率の向上が得られた。今後、中長期の合併症として問題となる虚血性胆管障害についても検討を進める。
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