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特異的膵星細胞の機能的分取による膵癌Desmoplasiaの解明

研究課題

研究課題/領域番号 26462065
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器外科学
研究機関九州大学

研究代表者

藤原 謙次  九州大学, 先端医療イノベーションセンター, 助教 (10727184)

研究分担者 江上 拓哉  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 共同研究員 (40507787)
真鍋 達也  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60546464)
坂井 寛  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 共同研究員 (80611665)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2014年度)
配分額 *注記
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード膵癌 / 膵星細胞 / 癌間質相互作用 / DNAマイクロアレイ / NPAS1
研究実績の概要

膵癌は過剰な間質の増生を特徴とし癌の悪性化に影響していると考えられ、癌細胞と間質内の膵星細胞の相互作用の解明によって新たな治療アプローチへつなげることを目標としている。以前の検証でマトリゲルinvasion assayを応用した細胞の機能に基づく分離手技を用い、癌細胞に向けて移動した膵星細胞と移動しなかった細胞に分離、RNAを抽出、DNAマイクロアレイで解析し、2種の膵星細胞において、neuronal PAS domain protein 1(NPAS1)のmRNAが、膵癌細胞に向けて移動した膵星細胞において、移動しなかった細胞に比べ有意に高いことを認めていた。このNPAS1に関し、2014年度は定量的RT-PCR・共培養・RNA抑制実験を用いて検証した。定量的RT-PCRを用い、膵星細胞中のNPAS1のmRNAが膵癌細胞との共培養、および癌細胞からの上清添加によって持続的に増加していくことを確認し、また、EGFの添加実験によってもPSCs中のNPAS1 mRNAは増加していた。NPAS1のRNA抑制実験を行ったが、PSCsの移動能や浸潤能の変化を認めなかった。ここまでの内容を2014年7月の日本膵臓学会で発表を行った。EGFでの増加はしかしわずかであったことから、8種類ほどの代表的な伝達物質を用いて曝露の濃度と時間を変化させながら解析したが、再現性をもって確実に影響をきたす物質の同定には至らなかった。NPAS1の具体的な膵癌組織における役割に関しては不明のままであるが、本研究の代表者が2015年度アメリカのジョーンズ・ホプキンス大学へ留学することとなり研究の廃止申請を行うに至った。

報告書

(1件)
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 膵癌細胞からの作用により膵星細胞中のNPAS1が増加する2014

    • 著者名/発表者名
      藤原謙次、大内田研宙、赤川進、大塚隆生、高畑俊一、水元一博、田中雅夫
    • 学会等名
      第45回日本膵臓学会大会
    • 発表場所
      北九州市
    • 年月日
      2014-07-11
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2016-06-01  

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