研究課題/領域番号 |
26462120
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 藤田保健衛生大学 (2016) 東北大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
星川 康 藤田保健衛生大学, 医学部, 教授 (90333814)
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研究分担者 |
松田 安史 東北大学, 大学病院, 助教 (00455833)
近藤 丘 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (10195901)
野田 雅史 東北大学, 大学病院, 講師 (70400356)
岡田 克典 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (90323104)
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連携研究者 |
東郷 威男 東北大学, 加齢医学研究所, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | Nrf2活性化剤 / Nrf2標的遺伝子 / アポトーシス / 肺酸素化能 / Nrf2欠損ラット / 肺水腫 / 血中抗酸化力 / 肺移植 / 虚血再灌流肺障害 / 肺胞水分クリアランス / Nrf2 / oltipraz / 肺コンプライアンス |
研究成果の概要 |
ラット左肺移植モデルを用いて実験を行なった。Nrf2欠損 (KO) ラットをドナーとした場合、野生型 (WT) ラットドナーに比し肺水腫が強く、肺コンプライアンスと酸素化は不良であった。Nrf2活性化剤 oltiprazのレシピエントラットへの前投与により、WTからの左肺グラフトにおけるNrf2標的遺伝子 NQO1とGCLMの発現亢進、TUNEL陽性アポトーシス細胞の減少を伴い、肺酸素化の改善を認めた。以上により、肺移植後虚血・再灌流肺障害においてNrf2が抑制的な役割を演ずることを明らかとし、薬物によるNrf2活性化が肺移植後虚血・再灌流肺障害による酸素化能の低下を抑制する可能性を示した。
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