研究課題/領域番号 |
26462170
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
藤岡 政行 奈良県立医科大学, 医学部, 非常勤講師 (20254518)
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研究分担者 |
三島 健一 福岡大学, 薬学部, 教授 (00320309)
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連携研究者 |
田岡 俊昭 名古屋大学, 医学部, 准教授 (30305734)
阿部 浩司 大阪大学, 医学部, 特任准教授 (80571207)
中瀬 裕之 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (10217739)
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研究協力者 |
室井 カール 泉
藤村 吉博
坪井 昭夫
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | ADAMTS13 / クモ膜下出血 / 脳虚血 / 脳動脈瘤 / 血栓 / 炎症 / VWF / MRI / 遅発性脳虚血 / 動物モデル |
研究成果の概要 |
脳動脈瘤破裂によるクモ膜下出血(SAH)後、フォン・ヴィレブランド因子(VWF)が血小板および白血球と相互作用し、SAH後の遅発性脳虚血を増強する。我々はADAMTS13がVWFを分解し微小血栓と脳炎症を抑制し急性脳梗塞を縮小することを示した。本研究では、SAH後の遅発性脳虚血傷害に対するADAMTS13の神経保護効果を検証した。マウスSAHモデルにADAMTS13を投与すると遅発性脳虚血傷害が改善された。ADAMTS13遺伝子欠損マウスは、野生型と比し、SAH後の海馬神経細胞死が増加する傾向を示した。ADAMTS13はSAH後の遅発性脳虚血を抑制し、SAH患者の予後を改善する可能性がある。
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