研究課題
基盤研究(C)
パーキンソン病は人口の1%に発生する大変に多い疾患であるが、ドパミン作動性ニューロンの不可逆的な変性・脱落が、起こる病態で、我々は以前よりラットパーキンソン病モデルでのドパミン受容体の変化と脳深部刺激によるドパミン放出に注目してきた。本年、主にラットパーキンソン病モデルでのモデル作成後にどのようなドパミン2(D2)受容体の変化が起こるか、を検証したが、6-OHDAを内側前縦束(MFB)に使用したドパミン作動性ニューロン完全障害モデルでは、2,3週間ではD2受容体のup-regulationは出現せず、4週目から統計的有意差を持って、up-regulationが出現してくる事が判明した。
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