研究課題/領域番号 |
26462210
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
飯田 幸治 広島大学, 病院(医), 講師 (20304412)
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研究分担者 |
香川 幸太 広島大学, 病院(医), 医科診療医 (40726981)
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連携研究者 |
石原 熊寿 広島国際大学, 薬学部, 教授 (20212912)
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研究協力者 |
片桐 匡弥 広島大学, 大学病院, 医科診療医 (40793451)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | Vagus nerve stimulation / Epilepsy / Noda Epileptic Rat / 迷走神経刺激術 / Ascending arousal system / Noda epileptic rat / Vagal nerve stimulation / 非定型欠神発作 / 強直間代性けいれん / vagus nerve stimulation / noda epileptic rat / mechanism / c-Fos |
研究成果の概要 |
我々は遺伝性てんかんモデルラットであるNERに対して迷走神経刺激(VNS)を行なった。2時間の急性刺激では全般性強直間代発作に対する発作抑制効果が、4週間の慢性刺激では欠神様発作の発作抑制及び発作持続時間短縮効果が確認された。それぞれ刺激後の脳に対してc-Fos、delta-FosBを用いた蛍光免疫染色を行い、VNSによる神経活動変化について検討した。VNS群では視床を含む、上行性網様体賦活系に属する核の神経活動が亢進していた。急性刺激では青斑核が、慢性刺激では背外側被蓋核が特に活性化しており、VNSの時間依存性の抗てんかん作用の増強がこれらの核の違いにより生じている可能性が示唆された。
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