研究課題/領域番号 |
26462213
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
森田 智慶 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (60723343)
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研究分担者 |
佐々木 祐典 札幌医科大学, 医学部, 講師 (20538136)
中崎 公仁 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (70722461)
竹林 庸雄 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (30347166)
鰐渕 昌彦 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (30343388)
山下 敏彦 札幌医科大学, 医学部, 教授 (70244366)
押切 勉 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (70754612)
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連携研究者 |
本望 修 札幌医科大学, 医学部, 教授 (90285007)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | mesenchymal stem cell / spinal cord injury / transplantation / 脊髄損傷 / 機能回復 / 骨髄幹細胞 / 慢性期 |
研究成果の概要 |
ラット脊髄損傷モデルの慢性期に対し骨髄間葉系幹細胞(MSC)の経静脈的移植を行い、治療効果を検討した。T9高位の脊髄を圧挫し、重度脊髄損傷モデルを作製した。損傷10週後にMSCを経静脈的に移植した。後肢の麻痺は移植翌週から改善が見られ始め、対照群よりも有意な回復を得た。移植したMSCの数%が損傷部に集積した。血液脊髄関門の機能は、損傷後11週が経過していても不安定であったが、MSCの移植により速やかに安定し、このことが移植後早期の麻痺の回復に寄与していると考えられた。また、微小血管系の新生、損傷軸索の側枝形成、脱髄軸索の再有髄化などを認め、MSCの作用が多段階に生じていることを確認した。
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