研究課題
基盤研究(C)
新鮮多血小板血漿(platelet rich plasma:PRP)は組織修復や骨癒合に有効であるが,手術で用いる場合は成長因子半減期の短さから,術直前に一定量の採血が必須であり,患者侵襲や手間が問題となっている.我々は凍結乾燥保存によるPRPの長期保存法の可否を評価することに注目,8週間保存したPRP検体中に成長因子が維持されていることを確認した.さらに凍結乾燥PRPの実際の骨癒合促進効果に関して動物実験による検証を実施,新鮮PRPや欧米で使用されるBMPと同等の効果があることが示唆された.凍結乾燥PRPは骨癒合促進効果を有する保存可能な生体材料として今後の臨床応用が期待される.
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Asian Spine Journal
巻: in press
Scientific Reports
巻: 6 号: 1 ページ: 36715-36715
10.1038/srep36715
http://www.chiba-orthopaedics.com/achievements/2014/jslsd_2014/jslsd_2014_shiga.html
http://www.chiba-orthopaedics.com/achievements/2014/ortho_pain_2014/ortho_pain_2014_shiga.html