研究課題
基盤研究(C)
脊磁計の腰椎疾患への臨床応用のために、20歳代から70歳代までの52名の健常者において、腓骨神経刺激後の腰椎部での脊磁図を測定し、健常者のコントロール群を確立した。馬尾の神経伝導速度が年齢とともに低下してゆくことが明らかになった。腰椎疾患患者43例の腰部の脊磁図を測定し、測定方法と障害部位診断アルゴリズムの改良を繰り返した。数々の測定方法の工夫と、仮想電極を用いた神経脱分極部位での活動電流の波形表示法の開発により、神経根障害患者における神経障害部位診断が可能となった。
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