研究課題/領域番号 |
26462253
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 (2015-2016) 関西医療大学 (2014) |
研究代表者 |
谷口 亘 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (20453194)
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研究分担者 |
中塚 映政 関西医療大学, 保健医療学部, 客員教授 (30380752)
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研究協力者 |
西尾 尚子 和歌山県立医科大学, 医学部, 特別研究員 (40648359)
山中 学 和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (30597084)
曽根勝 真弓 和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (40725579)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 前帯状皮質 / 前帯状回 / ACC / in vivo パッチクランプ法 / 下行性疼痛賦活 / spinal cord / dorsal horn / EPSC / evoked EPSC |
研究成果の概要 |
本研究において、前帯状皮質(ACC)の活性化により脊髄後角ニューロンの自発性興奮性シナプス後電流(sEPSC)の増強が得られることがin vivo パッチクランプ法で確認できた。さらに神経障害性疼痛モデルのSNIモデルラットでは既にsEPSCは増強しているため、ACC刺激によって増強作用は得られなかった。また、SNIモデルラットのACCにAMPA受容体拮抗薬を注入すると増強していたsEPSCの抑制が得られた。さらに、実際の痛み刺激による誘発EPSCもACC刺激により増強する事が判明した。以上の結果はACCから脊髄後角に下行性疼痛賦活系が存在することを示唆していると考えられた。
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