研究課題/領域番号 |
26462312
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
新井 祐志 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50347449)
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研究分担者 |
久保 俊一 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20178031)
中川 周士 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (30643382)
土田 真嗣 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10719834)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | HIF-1α / hyaluronic acid / CD44 / articular cartilage / extracellular matrix / hypoxia / 軟骨 / 低酸素 / ヒアルロン酸 / 変形性関節症 / 低酸素環境 / 細胞外マトリックス / 高分子ヒアルロン酸 / HSP70 |
研究成果の概要 |
高分子ヒアルロン酸(HA)は,変形性関節症に対する関節内注射薬として広く臨床使用されているが,低酸素環境下での薬理効果は明らかではない.本研究の目的は低酸素環境下でHAが関節軟骨に与える影響を明らかにすることである.関節軟骨に対する外因性高分子HAの軟骨同化的な薬理作用は、低酸素環境下で促進されることが明らかとなった.そのメカニズムとして,HIF-1α経路によってCD44の発現が亢進し,外因性高分子HAに対する結合親和性が向上した可能性が示された.外因性高分子HAの軟骨同化的な薬理効果の発揮には,軟骨細胞周辺の低酸素環境の維持が重要であると考えた.
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