研究課題
基盤研究(C)
胃切除を行ったラットにおいて骨の代謝異常が起こることを報告したが、多臓器への影響は明らかではない。本研究では、胃切除による肝臓への影響を、遺伝子発現変化と、血清および組織学的に解析を行った。胃切除により、肝臓で573遺伝子の発現変化を認め、ステロイドシグナルと脂質代謝に関連する可能性をパスウェイ解析により見出した。また、血清ALTが胃切除により上昇し、胃切除ラット肝臓で小滴性脂肪を有する肝細胞を認めた。更に、胃切除により致死イベントが有意に起きることを明らかにした。胃全摘後の肝機能障害についての症例が報告されており、本研究はこの報告のメカニズムを説明できる可能性がある。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)
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