研究課題/領域番号 |
26462340
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
北野 敬明 大分大学, 医学部, 教授 (20211196)
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研究分担者 |
徳丸 治 大分大学, 福祉健康科学部, 教授 (40360151)
古賀 寛教 大分大学, 医学部, 助教 (50468013)
江島 伸興 京都大学, 高大接続・入試センター, 特定教授 (20203630)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 虚血再灌流傷害 / 脳エネルギー代謝 / 抗酸化能 / フリーラジカル消去能 / ビタミンE誘導体 / 核磁気共鳴 / 電子スピン共鳴 / スピン共鳴解析 / 虚血再灌流障害 / ビタミンE誘導体 / 脳保護作用 / 水溶性ビタミンE誘導体 / 核磁気共鳴法 / 電子スピン共鳴法 / 高エネルギー燐酸 / フリーラジカル / スピントラップ法 / 虚血-再灌流傷害 |
研究成果の概要 |
ビタミンE誘導体(ETSGS, EPCK1)の虚血再灌流傷害に対する脳保護作用は従来から知られている。ラット脳スライス標本のエネルギー状態の変化を,リンを観測核とする核磁気共鳴法によって経時的・即時的に観察し,虚血再灌流傷害後のエネルギー状態の回復がビタミンE誘導体添加により有意に良好であることを示した。また,電子スピン共鳴法によってビタミンE誘導体の直接的フリーラジカル消去能の評価を行い,ヒドロキシルラジカルやスーパーオキサイドアニオン,一酸化窒素など複数のフリーラジカル種に対して有意な消去能をもつことを明らかにした。ビタミンE誘導体の脳保護作用はフリーラジカル消去能に因ることが示唆された。
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