研究課題/領域番号 |
26462371
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
土屋 正彦 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (80253350)
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研究分担者 |
佐藤 英介 鈴鹿医療科学大学, 薬学部, 教授 (60211942)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 活性酸素 / 酸化ストレス / 手術侵襲 / 術後合併症 / 過酸化脂質 / 局所麻酔薬 / 神経ブロック / 低分子デキストラン / 周術期管理 / 術後早期回復 / 術後回復 / 区域麻酔法 / 麻酔管理 / 超音波エコー / DNA損傷 |
研究成果の概要 |
手術の安全性は向上してきたが、一方で回復が不十分で社会復帰できないという患者も増えている。手術からの十分な回復を可能にする治療戦略が求められている。その治療戦略の確立に向けて、基礎・臨床の両面から研究を行なった。臨床面では、手術患者は大きな酸化ストレスを受ける事を明らかにした。さらに、手術患者の血液中総過酸化脂質量が術後合併症発症の予測因子になる可能性を明らかにした。基礎研究では、局所麻酔薬は強い抗酸化作用を持つ事を明らかにし、局所麻酔薬を用いる事により手術に伴う酸化ストレスを制御できる可能性を示した。さらに、局所麻酔薬に低分子デキストランを添加すると、その作用を安全に増強できる事も発見した。
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