研究課題/領域番号 |
26462452
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
浅沼 宏 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (70245570)
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研究分担者 |
大家 基嗣 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (00213885)
香野 日高 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (50338133)
水野 隆一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (60383824)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 間葉系幹細胞 / 閉塞性腎症 / 閉塞性膀胱障害 / 上皮・間葉系形質転換 / 腎線維化 / 増殖因子 / サイトカイン / 細胞療法 / 上皮間葉系形質転換 |
研究成果の概要 |
閉塞性腎症に対する間葉系幹細胞 (MSC)の注入療法による治療効果をラット尿管部分結紮モデルを用いて検討した。治療後の腎組織を採取して、上皮・ 間葉系形質転換 (EMT)、腎線維化、それに関与 する増殖因子とサイトカインについて評価した。 1) 赤色蛍光標識したヒトおよびラットMSCは、閉塞性腎症モデルの腎間質と尿細管に4週間以上にわたり局在した。2) 閉塞性腎症モデルにおいて、EMTと腎線維化は、MSCの注入により治療後3日~4週間までそれぞれ有意に抑制された。3)MSC注入によるEMTと腎線維化の抑制には、多くの増殖因子やサイトカインのなかでTNF-αの関与が示された。
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