研究課題/領域番号 |
26462457
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
齋藤 和英 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (20262438)
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研究分担者 |
中川 由紀 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (70422607)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ABO血液型不適合腎移植 / 免疫学的順応 / 抗体関連型拒絶反応 / 血栓性微小血管障害 / ADAMTS13 / vWF / 免疫学的不応答性 / PECAM-1 / vWF / 血液型糖鎖抗原 / 血管内皮細胞 / アンカー蛋白 |
研究成果の概要 |
ABO血液型不適合腎移植では多くの症例で免疫学的順応が成立するが、その成立維持機構は不明である。一方いまだに一部の症例では抗体関連拒絶反応や血栓性微小血管障害による腎障害がおこる。われわれはこの現象に着目しグラフト側因子としての腎血管内皮血液型糖鎖抗原とアンカー蛋白であるPECAM-1、vWF,ADAMTS13の役割について明らかにするとともに、レシピエント側因子として、免疫学的順応成立患者においてはドナー血液型抗原特異的な抗体産生の抑制が起こっていること、その本態はB細胞性アナジー(免疫学的不応答性)誘導の結果であることを新たに見出し、免疫学的順応誘導機構の解明に一歩近づいた。
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