研究課題/領域番号 |
26462464
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
尾本 和也 東京女子医科大学, 医学部, 准講師 (90343558)
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研究分担者 |
土岐 大介 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (60568591)
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連携研究者 |
安部 良 東京理科大学, 生命科学研究所, 教授 (20159453)
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研究協力者 |
沢田 勇吾
平井 敏仁
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 腎移植 / 抗体関連型拒絶 / 感作 / 抗ドナー抗体 / 調節性T細胞 / BAFF / 免疫グロブリン |
研究成果の概要 |
腎移植における抗体関連型拒絶反応の治療戦略として免疫グロブリン大量投与(IVIG)の効果とそのメカニズムの解析のためラット感作モデルを作成した。感作ラット内には大量の抗ドナーIgG抗体が存在するがIVIG単独投与によりこれが低下することを直接証明した。経時的な病理学的変化も解析可能であった。そのメカニズムとしてはB細胞活性化因子の低下、調節性T細胞の増加によりメモリーB細胞や形質細胞の機能低下が考えられた。しかしながらIVIG単独投与により抗ドナー抗体は低下するも腎移植施行した場合の生着延長効果はわずかであり、メモリーT細胞のような、その他の細胞機能を抑制する方法を検討する必要がある。
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