研究課題/領域番号 |
26462497
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
大井 豪一 近畿大学, 医学部附属病院, 教授 (10283368)
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研究分担者 |
小池 奈月 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (20526785)
小林 浩 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (40178330)
岩井 加奈 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (60588531)
成瀬 勝彦 奈良県立医科大学, 医学部, 研究員 (70453165)
重光 愛子 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (50553244)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | squamous cell carcinogen / 後産期出血 / 羊水 / インターロイキン4 / インターロイキン13 / 羊水塞栓症 / アレルギー / インターロイキン4 / 後産期異常出血 / SCC / インターロイキン-13 / インターロイキン-4 / 分娩時出血量 / 分娩時総出血量 / 頸管裂傷 / FDP-Dダイマー / 弛緩出血 |
研究成果の概要 |
羊水/血清濃度が非常に高い羊水特異マーカーであるSCCを用い、羊水が母体血中に流入した量により、後産期出血量に違いがあるかを検討した。後産期出血量が異常値(500ml以上)であった群の母体血中SCC値の分娩前後の差は、正常量であった群に比して有意に高値を示した。このことより、羊水が母体血中へ流入した量が多い症例は、分娩時の出血量も多いといことが統計学的に証明された。この現象は、臨床的羊水塞栓症例と頸管裂傷症例に多く認めらられ、母体血中のSCC値の上昇以外にも、FDP-DDの上昇率も有意に高かった。また、血中のSCC値上昇を惹起させるIL-4とIL-13は、後産期出血量の増加とは無関係であった。
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