研究課題/領域番号 |
26462533
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
棚瀬 康仁 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (20423915)
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研究分担者 |
吉元 千陽 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (00526725)
重富 洋志 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (20433336)
小林 浩 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (40178330)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 癌幹細胞マーカー / 卵巣がん分子マーカー / 明細胞癌治療 / スルファサラジン / 幹細胞マーカー / 卵巣癌分子マーカー / 子宮内膜症 / 明細胞腺癌 / 酸化ストレス / CD44 / CD44v9 / シスチン・グルタミン酸トランスポーター |
研究成果の概要 |
子宮内膜症性嚢胞と子宮内膜症関連卵巣癌において、CD44v9とDNA損傷マーカーである8-OHdGについて免疫染色を行った。卵巣癌を合併した子宮内膜症においてはCD44v9の発現は低下、8-OHdGは発現が上昇していた。また、8-OHdGとCD44v9の発現には負の相関を認めた。CD44v9と8-OHdGの発現の変化が、子宮内膜症の悪性転化と関連している可能性が示唆された。またCD44v9を発現している卵巣明細胞癌細胞株に、抗癌剤とシスチントランスポーター(xCT)阻害剤の併用実験を行ったところ、細胞増殖能は相対的に低下した。xCT阻害剤の併用は、抗癌剤感受性を高める可能性が示唆された。
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