研究課題/領域番号 |
26462563
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
坂口 博史 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00515223)
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研究分担者 |
宮下 武憲 香川大学, 医学部, 准教授 (60363214)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 内耳 / 蝸牛 / 聴覚 / 有毛細胞 / タイト結合 / 内リンパ / トリセルリン / イオン / tricellulin / 感音難聴 / 遺伝性難聴 / 内リンパ電位 / 難聴 |
研究成果の概要 |
本研究では、細胞同士を結合して細胞の上下のスペースを仕切るバリアとして働くトリセルリン分子が、内リンパのイオン組成に与える影響を調べた。トリセルリン遺伝子を持たない遺伝子改変マウス(トリセルリン欠失マウス)の内耳の機能を調べたところ、成長過程で有毛細胞と呼ばれる内耳の感覚細胞が細胞死を生じ、高度の感音難聴を生じた。この結果から、難聴遺伝子の1つであるトリセルリン遺伝子変異で難聴が発症するメカニズムが明らかとなった。今回の成果は、イオン組成が関係するその他の難聴のメカニズムの解明や、内耳のイオンバランスを保つ新しい難聴治療薬の開発につながると期待される。
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