研究課題/領域番号 |
26462568
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 大阪大学 (2015-2016) 順天堂大学 (2014) |
研究代表者 |
村田 潤子 大阪大学, 医学系研究科, 招へい准教授 (80332740)
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研究分担者 |
久恒 智博 国立研究開発法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 研究員 (10321803)
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連携研究者 |
岡田 弘子 順天堂大学, 医学部 耳鼻咽喉科学講座, 助教 (20433774)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | TRPM4 / 内耳発生 / 内有毛細胞 / 血管条辺縁細胞 / 聴性脳幹反応 / TRPチャンネル / 蝸牛 / 血管条 |
研究成果の概要 |
我々は抗TRPM4ラビットIgG抗体を使用してTRPM4が アダルトマウスにおいて内有毛細胞側底部、血管条辺縁細胞頂側部に特異的に発現していること、およびそれぞれの部位で聴覚確立期においてTRPM4 mRNAの発現が著しく上昇していることを解明した。さらにTRPM4ノックアウトマウスの聴覚を聴性脳幹反応(ABR)によって評価し、17週齢以降における野生型と比較しての閾値上昇を認めた。以上の結果よりTRPM4は内有毛細胞の再分極と辺縁細胞頂側における内リンパ腔へのK+の移送への部分的な寄与が予想され、TRPM4遺伝子のヒトにおける進行性感音難聴との関連性も示唆された。
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