研究課題/領域番号 |
26462578
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
石永 一 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (50335121)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | MUC5AC / マクロライド / MKP-1 / p38 / クラリスロマイシン / p38 / 作用機序 |
研究成果の概要 |
マクロライドの少量長期投与はびまん性汎細気管支炎や慢性気管支炎、慢性副鼻腔炎に効果的であるが、その機序はまだ十分解明されていない。MKP-1は最近ステロイドなどの抗炎症薬の効果にかかわっていることが報告されているが、ムチン遺伝子発現に対しては不明である。今回我々はクラリスロマイシンにてMKP-1発現が亢進することを明らかにした。またクラリスロマイシンはp38シグナルを介してMUC5AC遺伝子発現を抑制することも示した。今回の結果はマクロライドの効果におけるMKP-1の新しい役割を明らかにムチン過分泌に対する創薬に貢献するものと考える。
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