研究課題/領域番号 |
26462579
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
宮村 朋孝 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (20581838)
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研究分担者 |
小林 正佳 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (80343218)
玉利 健悟 三重大学, 教養教育機構, 特任講師(教育担当) (90585176)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 嗅覚 / 鼻科学 / 再生医学 |
研究成果の概要 |
これまでに外傷性嗅覚障害モデルマウスを用いて、嗅神経切断後の神経再生が局所炎症の程度に依存することと、炎症急性期にステロイド薬やIL-6受容体抗体を用いた抗炎症治療を施行すれば、嗅覚回復が良好になることが報告されている。Tumor necrosis factor-α(TNF-α)は炎症に関与するサイトカインであり、今回はマウスの嗅神経切断後にTNF-α阻害薬であるエタネルセプトが嗅覚回復に寄与するかを調べた。その結果、エタネルセプト投与により嗅神経再生が有意に促進され、嗅覚機能も有意に回復した。よって、TNF-α阻害薬も外傷性嗅覚障害の治療薬として有用である可能性が考えられる。
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