研究課題
基盤研究(C)
本研究は中咽頭癌治療後の嚥下機能、嚥下動態を解析するものである。残存舌根と咽頭側壁の縫い上げ法とGehanno法との併用によって、全例で経口摂取可能となった。嚥下運動時の咽頭収縮が得られ、有効な嚥下圧が形成されていることが示唆された。縫い上げ法により中咽頭収縮の左右差が少なくなり、舌根咽頭後壁距離が短くなったと考えられた。化学放射線治療では舌根後壁距離、中咽頭腔断面積は広くなり、咽頭収縮力、咽頭クリアランスが低下した。320列多面CTを用いた解析数が少ないために明快な結果に至っていないが、今後、高密度嚥下圧測定結果との比較検討と嚥下造影簡易評価との比較を計画している。
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