研究課題/領域番号 |
26462620
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
金澤 丈治 自治医科大学, 医学部, 准教授 (20336374)
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研究分担者 |
水上 浩明 自治医科大学, 医学部, 教授 (20311938)
三澤 清 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (90334979)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 頭頸部癌 / 分子標的治療 / GPCR / アポトーシス / 分子標的治療薬 |
研究成果の概要 |
代表的なG蛋白共役受容体であるGalanin受容体2型(GALR2)を標的とする頭頸部癌の新規分子標的治療薬の開発のため,GALR2の頭頸部癌細胞への遺伝子導入を行い治療効果を検討した.GALR2アンタゴニスト別の殺細胞効果の実験では,GALPにおいて強力な殺細胞効果を示した.アンタゴニスト別の情報伝達経路の検討では,GALPにおいてPI3K/Aktの抑制効果が強かった.何れのアンタゴニストでもGALR2は差細胞周期停止作用とアポトーシス誘導作用が認められた.セツキシマブの存在下では,GALR2の殺細胞効果に対するセツキシマブの増強効果が認められた.GALPは有用な頭頸部癌治療薬となり得る.
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