研究課題/領域番号 |
26462623
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
小澤 宏之 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30327621)
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連携研究者 |
渡部 佳弘 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (30445374)
佐藤 陽一郎 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (40624440)
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研究協力者 |
Chung Christine Johns Hopkins University, Dept of Oncology Head and Neck therapeutic program
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 低酸素誘導因子 / 頭頸部癌 / 低酸素応答因子 / 転移 |
研究成果の概要 |
頭頸部癌症例のHIF1-α発現について検討を行った。早期舌癌25症例の免疫染色ではHIF1-αの核内発現と遅発性頸部転移との関係が示された。また経口的腫瘍切除の適応となった早期下咽頭癌症例においてリンパ節転移の有無とHIF1-α発現との間に相関を認めた。 さらにHIF1-α阻害薬を用いて下流シグナルの変化をReal Time PCRで測定した。頭頸部癌細胞株にHIF1-α阻害薬を投与することにより、EMT関連遺伝子のなかではTWISTが、また癌幹細胞に関係するNANOGおよびOCT3/4遺伝子の発現が低下し、これらの遺伝子発現がHIF1-αにより制御され転移病巣形成に関与していることが示された。
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