研究課題/領域番号 |
26462625
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
小川 徹也 愛知医科大学, 医学部, 教授 (40334940)
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研究分担者 |
吉川 和宏 愛知医科大学, 公私立大学の部局等, 特務教授 (60109759)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 抗がん薬感受性 / タンパク解析 / マイクロアレイ解析 / 機能解析 / 抗がん薬 / 頭頸部癌 / 頭頸部がん / 耐性化因子 / 網羅的解析 / マイクロアレイ |
研究成果の概要 |
頭頸部抗がん薬感受性診断法の確立のため、頭頸部癌細胞株を用いた研究を行った。シスプラチン感受性株と獲得耐性株、自然耐性株と5FU耐性株を使用し、iTRAQ法を用いたタンパクレベルからの網羅的解析を行い、さらにmRNAレベルからの解析をマイクロアレイ法を用い、両者の共通因子を探る方法で行った。その結果、シスプラチン耐性化因子としてS100A2、多剤耐性化因子としてBASP1を同定した。S100A2にsiRNA法を用い解析し、S100A2がシスプラチン耐性化因子である可能性を見出した。抗がん薬投与前に臨床検体でS100A2を染色することが、シスプラチン感受性診断法となる可能性があることを見出した。
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