研究課題/領域番号 |
26462663
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
木村 和博 山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60335255)
|
研究分担者 |
園田 康平 九州大学, 医学研究院, 教授 (10294943)
林 謙一郎 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (90238105)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | retina / fibrosis / nuclear receptor / transcription factor / RPE cell |
研究成果の概要 |
網膜色素上皮細胞を用いた三次元培養系にて、コラーゲンゲル収縮を抑制する核内受容体リガンドとして、ステロイドホルモン系の糖質コルチコイド、女性ホルモンにゲル収縮抑制作用が見出された。これらは、EMTにおけるマーカーであるα-SMA抑制や細胞外基質のリモデリングに関与するMMPsの活性化抑制作用があることを明らかにした。この作用には、MAPKs、NF-κB系のシグナル伝達経路が主たる経路であることを明らかにした。さらに、他のリガンドとしてATRAつまりビタミンA誘導体にステロイド同等の作用を認めた。現在、ビタミンAの作用についてはどの受容体特異的であるか検討を進めている。
|